世帯別 犬種選びのポイント
最近の犬の寿命は10~15年です。
かわいい子犬を飼い始める前には、10年後の家族構成も頭に入れて、誰が犬の世話係かきめておくのが大事ですね。
【子どもがいる家の場合】
1.極小犬は避けましょう
子どもは、犬の世話に責任をもつことや、犬を驚かせてはいけないことを理解するのは難しいです。
また、力のかげんがわからない場合も多いです。
成犬時、2kg未満になりそうな犬は避けたほうが無難です。
ティーカップサイズのトイプードルや、極小のヨークシャーテリア、極小のチワワは、
大人だけの世帯のほうが、向いているかもしれません。
2.親の好きな、世話が可能な犬種を候補に。
小学生以上のお子さんには朝のエサやり、散歩などをお手伝いの一つとして、してもらいましょう。
昼や夕方は子どもに散歩させるのは避けてください。
夏休みに散歩すると、子どもはついつい昼間に散歩してしまいます。犬にとっては命にかかわります。
夏休みにもできるお手伝いとしては、朝の散歩(午前9時までに終了)がおすすめです。
また、ワクチン接種・フィラリア予防などまでは、子どもは気が回りません。犬の体調管理は大人の出番です。
子どもが中学生以上になって判断力がついてきても、今度は塾やクラブに忙しくなるので、散歩の時間さえままならなくなります。
結局、犬の世話のほとんどは親の役割になりがちです。
だからこそ、犬を選ぶのは親の好み優先でよいのかもしれません。
【集合住宅の場合】
1.飼い主さんがだっこできる重さの犬でしょうか?
ペット可物件といっても、それは「周りに迷惑をかけないなら」という条件つきなのです。
ペットを飼っていない方も、お住まいでしょうから。
廊下やエレベーター、エントランスでは犬をだっこして移動しましょう。
「わたしの犬は、廊下でおしっこやうんこをしません」
「わたしの犬は、小さな子にとびついたりしません」
という、他の居住者へのアピールになるからです。
成犬時3kgくらいにおさまる犬種なら、力の弱い人でも抱きやすくておすすめです。
チワワ・トイプードル・ヨークシャーテリア・ポメラニアン・マルチーズ
力には自信がある人は、小型犬ならなんでもこい!ですね。
【シニア世帯の場合】
1.静かに過ごしたいなら
「静かに過ごしたい」方には、シーズー・パグ・チン・マルチーズなどの犬種がおすすめです。
シーズー・パグ・チン・マルチーズは小型なうえ、性格がおとなしく、散歩量も少ないからです。お手入れの間もおとなしく従う子が多いので、ゆっくり愛犬と触れ合えます。
2.犬は元気なのがよいが、散歩に体力を使いたくないなら
「歩くのがおっくうだが、犬の元気な姿を見たい」方には、チワワやヨークシャーテリアがおすすめです。チワワやヨークシャーテリアは飼い主に対してとても甘えん坊で、小さい体なのに、室内をびゅんびゅん走り回ります。
また、チワワは吠える声が他の犬に比べて小さいです。
散歩も1日10~20分で、少ない時間ですみます。
3.散歩もして、運動量を維持したい方なら
しつけのしやすさという点では、トイプードルがおすすめです。
トイプードルは一般に無駄吠えが少なく、トイレもすぐに覚えるので、飼い主のストレスが少ない犬種です。
また、トイプードルは散歩好きですが、雨の日に散歩に行かなかったからといって怒ることは少ないです。飼い主のその日の都合に合わせる、我慢強い面があります。
【一人暮らし・共働き の場合】
1.留守番がまあまあできる犬種は?
働いていると、どうしても犬にはお留守番をさせなくてはなりませんね。
犬種選びよりも、ケージやベッドやクレートなどの、犬が落ち着ける環境を整備することが大事です。
人間でも体育館に一人ぼっちでいると怖くなりますよね。逆に6畳間くらいが落ち着く。
犬にとってはケージが、「人間の6畳間」の役割になります。
ケージなしで部屋で留守番させるのは、犬が怖くてついつい吠えるのは当然です。
日頃から、夜はケージで寝させて、「ケージは安心エリア」と思わせておくと、お留守番もケージ内でできるようになります。
チワワ・シーズー・フレンチブルドッグ・パグ・イタリアングレーハウンドは、比較的無駄吠えが少ない犬種です。吠える声も、他の犬種よりは大きくはありません。
とはいえ、子犬の時は吠えますが…。
吠えるのをゼロにはできません。犬にとっては鳴き声は感情表現のひとつです。
そこはご理解くださいね。


















