ワクチン よくある質問
Q 子犬を買いました。ワクチンプログラムが終わるまで、子犬は外に出してはいけませんか?
社会化期も気になります。
A 正しく言えば、「他の犬との接触をさけてください」ということです。
他の犬が全く足をふみいれていなくて、外から犬が入ることもない庭などでは、
2回目の混合ワクチン接種後、1週間たてば出してあげてもよいと思います。
逆に、先住犬がいるのなら、潔癖な話をすれば、室内でも不安です。
先住犬が散歩で何の病原体を持ち込むか、わからないからです。
散歩から帰ってきたら足を洗うのはもちろんのこと、室内は十分に消毒しましょう。
(当店では犬や人に無害なバイオウィルクリアで消毒しています)
もちろん、子犬も抵抗力がゼロなわけではないですが、100%大丈夫とはいえません。
社会化期については、2回目の混合ワクチン接種後、1週間たつまでは、
だっこしてあげたり、キャリーバッグに入れて外出してあげたりして、外の世界に慣らせてください。
また、この時期はキャリーバッグのしつけをするのに絶好のチャンスです。
動物病院に行く時、電車に乗る時、買い物に行く時など、バッグにいれてあげましょう。
Q 近所のA動物病院には、混合ワクチンは5種しかないです。B動物病院は8種です。
B動物病院でワクチン接種したほうがいいですか?
A 街中でペットとして飼われている分には、5種でかまいません。
5種ワクチンは、「ジステンバーウイルス感染症」「犬伝染性肝炎」「アデノウイルスⅡ型感染症」「パラインフルエンザ感染症」「パルボウイルス感染症」を予防します。
6種は「コロナウイルス感染症」も予防できます。7種~9種は「レプトスピラ症」も予防できます。
そうきくと、予防できるものが多い方がいいような気がしますが、5種で十分な場合が多いと思います。
理由は、コロナウイルス感染症は生後6週を過ぎると感染しにくくなること、パルボウイルスと同時感染すると重篤になるとは言われるがパルボそのもので命をおとすこともあるので、予防する意味があまりないことです。
しかし、西日本ではレプトスピラが、山や川でレジャーを楽しんでいた人間に感染した例が知られています。
レプトスピラは人畜共通感染症なので、アウトドアに出る犬は感染のおそれがあります。
ですから、山や川で犬と遊ぶことがあるなら、8種ワクチンも検討してもいいと思います。
Q 狂犬病ワクチンはブリーダーさんのところでおわってますか?
A 子犬の体力を考えると、新しい飼い主様のもとで接種されたほうがよいです。
狂犬病ワクチンは、子犬にとってかなり大変なイベントです。
混合ワクチンの接種当日でも、全然寝なくて平気だったやんちゃな子犬でさえ、
狂犬病ワクチン接種後は、自主的に寝ます。そぶりから、相当疲れていることがうかがえます。
子犬の体力を考えると狂犬病ワクチンは、混合ワクチンが終わり、体が丈夫になってからの接種が望ましいです。
狂犬病ワクチンの接種時期は、かかりつけの獣医師さんにご相談ください。
Q 狂犬病ワクチンって、接種しなければいけないのでしょうか。
日本では今は狂犬病がない、らしいですが…
A 狂犬病予防法では、予防接種と畜犬登録は、飼い主様の義務です。
畜犬登録後に交付される鑑札は、公的な「飼い主と飼い犬の間柄を証明するもの」です。
と同時に、実質的には「最低1回は狂犬病ワクチンを接種した証明」でもあります。
自治体によっては、動物病院で狂犬病ワクチン接種と同時に畜犬登録が行われています。
現在日本では、狂犬病が発生していませんが、
韓国では狂犬病ワクチン接種率が10%台に低下したとき、犬→ヒトの狂犬病感染がおこりました。
日本の犬の狂犬病ワクチン接種率は、2004年度で39%です。
狂犬病予防に必要な接種率は70%ほどといわれているので、日本でも、犬→ヒトへの狂犬病感染がいつおこってもおかしくありません。
是非、飼い主様のお住まいの地域で、狂犬病ワクチン接種・畜犬登録を行ってください。
狂犬病予防法についてはこちらをご参考に…


















